2021 03,18 11:14 |
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ミスター・ジェントルマン(MISTERGENTLEMAN)の2021-22年秋冬コレクションが、2021年3月17日(水)、東京・渋谷ヒカリエにて発表された。
オオスミタケシと吉井雄一によるミスター・ジェントルマンを――
![]() 2021年1月、オオスミタケシは、47歳という若さでこの世を去った。ヒップホップユニット「シャカゾンビ(SHAKKAZOMBIE)」のBig-Oとして活躍してきた音楽家であり、ファッションデザイナーでもあるオオスミは、東京のカルチャー史を率いてきた1人でもある。そんな彼が、2012年、吉井雄一とともにスタートしたミスター・ジェントルマン。今季は、病室で過ごすオオスミと、吉井が製作を進めた“2人で作る”最後のコレクションだ ![]() ブランドスタート時から変わらない、既成概念を振り切った発想が今季も冴えわたる。コーデュロイ、ボア、キルティング、ウールチェックといった温かみの感じられる素材を主軸に、オーロラやエナメルの近未来的かつケミカルなテクスチャーで刺激を与えていく。それからブランドを支えてきたバンダナ柄も忘れずに取り込んだ。
フェノメノンのスタイルにオマージュを捧げて、ファッションの楽しさを伝える
![]() 複雑なスタイリングは、メンズファッションを支えてきたワークウェアやミリタリー、フォーマルスーツのエッセンスをベースにまとめられている。あくまでリアルクローズであることに寄り添う、普遍的なものへのリスペクトはしっかりと。特に今回は、随所でオオスミタケシが過去に手掛けていたフェノメノン(PHENOMENON)の東京コレクション デビューシーズンを彷彿とさせる。 ![]() クロップド丈のダウンコートにボーダートップス、ショート丈のパンツとキルティングのタイトパンツを重ねていく。レイヤードを楽しむのに最適なワンピースのようなメンズシャツは、まだらなブラウンのファートップスの下に重ね、キルティングパンツ、さらには、フェノメノン時代の代表的なパターン“レモンツリーカモ”のスパッツを組み合わせた。 転載先:https://www.fashion-press.net/news/71053 PR |
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