2021 03,30 10:53 |
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■エルメスのピコタンとは
「ピコタン」の由来
2003年に発売されたピコタンですが、名前の由来は中世フランスまで遡ります。
中世フランスでは、牛や馬の餌を入れるボワソー升(約12.7リットル)の4分の1を示すのに「ピコタン」という単位を用いていました。
日本で例えるなら、”升”や”合”などお酒を入れる容器の単位に近いイメージでしょうか。
また、オープン型のシンプルなデザインは、牛や馬が歩きながら餌を食べられるバッグのデザインを参考にしていると言われています。これは、馬具工房として創業したエルメスらしいデザインともいえるのではないでしょうか。
ピコタンとピコタンロックの違い
2003年に発売されたピコタンですが、2008年ごろに、新しく”ピコタンロック”が発売されました。
ピコタンとピコタンロックで大きく異なる点は、その名の通りピコタンロックには南京錠とカギが付属しており、バッグ自体にカギが取り付けれる構造になっています。
■エルメス「ピコタン」のサイズと重さ
次にピコタンロックのサイズと重さについてご紹介します。
ピコタンロックのサイズは、5種類展開されています。
▼左からPM、MM、GMとなり、他にもPMより小さいミクロとGMより大きいTGMというサイズがあります
ピコタンロック”タッチ”について
エルメスには”タッチ”シリーズというデザインが存在します。
バーキンやケリーだけでなく、ピコタンにおいても展開されています。
それでは、ピコタンロックと異なる点はどこにあるのでしょうか。
ピコタンロックのハンドル部分
ピコタンロックタッチのハンドル部分▼ 上記の写真で分かるように、”ピコタンロック タッチ”のハンドル部分は、ボディ部分と異なる素材が使用されています。
ハンドル部分の素材は、しっとりとした手触りが特徴の”ヴォー・スイフト”という牛革が主に使用されています。
また、ハンドルとボディで異なるカラーで製造されることがある為、特別感溢れるピコタンとして持つことができます。
ちょっと変わってる? ”ピコタン トレサージュ”について
下記のピコタンを見て、ピコタンと変わったポイントが2つ分かる方は、非常にエルメスに詳しい方だと思います。
その違いはどこにあるでしょうか?
■まとめ
2000年代から発売されたピコタンシリーズ。
創業160年の歴史あるエルメスの中で、比較的新しい製品に該当しますが、人気は絶大でブランドを代表するアイコンバッグです。また、カラーバリエーションも多彩です。
定番・新色以外にも魅力的なカラーが多く、ぜひ一度インターネットやリユースショップも合わせて確認してみてください。 PR |
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